感情の演技について

滲み出る想いとか、心の奥底からの葛藤とか、ドロっとした液体のようにジワジワと広がってゆく感情を表現できる役者さんって素敵だなと思う。

 

心からなりきることはもちろん、

当人のように想像すること、

頬の強ばり、俯き方、視線…。

 

強い想いを伝えるとき、人は強い決意をする。

その決意は全身をつたい、ことばになる。

全身を駆け巡る想いの塊が、その人の仕草を作り上げる。

 

単なる台本の台詞を読むだけだと、ここまでできないよなぁ。

 

と、昨日に観た「桐島、部活やめるってよ」と何気なくテレビをつけたらやっていた

花子とアンのスピンオフ「朝市の嫁さん」から感じましたとさ。