【映画】 清州会議と剛力彩芽
11月9日朝9時。
清州会議の初日舞台挨拶のために有楽町まで行ってきました。
映画はそれはそれはとても面白かったです。
清須会議に向けての駆け引き。決してどちらもあまり上手くいかず、なかなか出し抜けず…
最終的には色々な思惑の中、意外な動きが会ったわけですが。
映画の感想はこれくらいにして、舞台挨拶、総勢10名もの役者さん・監督がいらっしゃって。
松姫を演じた剛力彩芽が挨拶しながら思わず涙したところで、
凄まじいキャストの方々に囲まれて、この人どれだけのプレッシャー背負ってやっていたのだろうとか、あの涙は達成感からなのか安堵感からなのか、とか色々と思ってしまいました。
実際、剛力彩芽の松姫は素晴らしかったです。
最後のシーンで見せた執念の気迫。
女性ならではのしたたかさ。
自分に託された任を全うするための仮面。
どれもこの映画の中ではとても重要なものだったと思います。
ひしひしとスクリーン越しに感じてくるそれらは、映画に緊迫感を持たせていたと感じました。
三谷監督が、
この役者さんにこのキャラクターをやらせたい、やらせたら面白そう、といったことを考えながら脚本を書くということを話していました。
憎めないバカな役を妻夫木聡がやったり、
優柔不断でどうしようか常におどおどしている役を佐藤浩市がやったり、
やっぱりハマってるなぁ、
と思う中で、優しさと隠れたしたたかさを持つ役を剛力彩芽に当てたのは素晴らしいなと。改めて思うわけです。
これから役者として開花してほしいなぁ。